文具ブランドが手掛ける新橋初の醸造所。
國澤麦酒とコンセプト型ブリューパブ「Arts & Crafts Kawachiya」1834年ロンドン郊外に生まれたウィリアム・モリス。「美しいと思わないものを家に置いてはならない」と語り、手仕事から生まれる自然に根差した美しさを発信し続けました。彼は、近代デザインの父と呼ばれ、残されたデザインとアーツ&クラフツの精神は、今も世界中の人々を魅了し続けています。「Arts & Crafts Kawachiya」では、そういったウィリアム・モリスの精神を受け継ぎ、新橋のアーツ&カルチャーの発信基地としてオープンしました。
600Lの仕込み佂と総勢9基のタンクを備えた醸造施設。
國澤麦酒 -KUNISAWA BREWING-
代表の國澤は、20代前半にバックパッカーとして北米や南米を周遊した際、ホームブリューイングの存在を知りました。そこでクラフトビール造りを体験し、海外ではビール造りが日常の一部としてあることを感じました。そして、小さいころからものづくりが好きだったこともあり、いずれ新橋でもクラフトビール造りをやりたいという思いを抱き帰国しました。
当時、30年前の日本は酒税法が改正されて、いわゆる地ビールの聡明期ではありましたが、一個人が醸造所を開設するには、まだまだ難しい面が多くありました。趣味として、ホームブリューイングを続ける傍ら、先代から印刷業を営む引き継ぎ、醸造所開設への思いを馳せつつ、ものづくりに励んできました。
2020年からのコロナ禍で一気にペーパーレスの波が押し寄せ、ペーパークラフト事業は窮地にさらされました。早急な事業の立て直しと事業の多角化が急務であったときに、印刷業で培ったクラフトマンシップと30年前にしまいこんだビール造りへの思いが結実し、新規事業としてKUNISAWA BREWINGを立ち上げました。
河内屋の歴史は江戸時代後期に大阪と江戸の間を船で鉄の運搬を担っていました。後に江戸へ拠点を移し、現在の白金付近で馬具商を営み、その後、瀬戸物屋や炭仲買人等様々な商いを港区の地でしていたことがわかっています。
時代は流れて、第二次世界大戦後は新橋で活字の母型を鋳造する会社を立ち上げ、1971年、総合印刷会社としてスタートをきりました。現在では特殊加工に強い印刷会社として、広告代理店、グラフィックデザイナー、カメラマン、
アーティスト等のクリエイティブなクライアントとともに、さまざまなひらめきをカタチにしています。
2017年には、文具ブランド KUNISAWAを立ち上げ、世界20ヵ国以上で愛用されています。そして2022年、クラフトマンシップを表現する新たな取り組みとして新橋初の醸造所を開設いたしました。
文具ブランドKUNISAWAのロゴは、八咫烏という日本神話に登場する三本足の烏をモチーフにしています。この三本足は天・地・人を意味し、同じ太陽から生まれた兄弟であると言い伝えられています。また、八咫烏は、神武天皇が熊野の暗い道を抜ける際に、金色に発光して道案内をしたことから、導きの神として信仰されています。
私たちは、この八咫烏を未来を明るく照らし、世界を牽引していくビジネスパーソンの象徴として表現しました。2017年に立ち上げた文具ブランド KUNISAWA。世界20か国で愛用されています。
株式会社 河内屋(印刷事業)
設立 昭和46年10月
本社 105-0004 東京都港区新橋5-31-7 Kビルディング
代表者 國澤 良祐
https://kawachiya-print.co.jp/
https://www.kunisawa.tokyo/
國澤麦酒株式会社(醸造運営・酒類販売事業)
本社 〒105-0004 東京都港区新橋5-31-7 Kビルディング
代表者 國澤 良祐
https://www.kunisawabrewing.tokyo
〒105-0004
東京都港区新橋5-31-7 Kビルディング 1F
TEL:03-3431-8380